子どもの寝かしつけに絵本がおすすめな理由|繰り返しの読み聞かせが育む安心感

こんにちは!
PEEK A BOO保育園 南堀江園です。

「そろそろ寝てほしいのに、なかなかお布団に入ってくれない」
「毎晩、寝かしつけに時間がかかってしまう」
「お気に入りの一冊ばかり読んでいるけれど、これでいいのかな?」
子どもの寝かしつけについて、このように悩んだことのある保護者の方も多いのではないでしょうか。

南堀江園では、お昼寝の前に絵本を読む時間を設けています♪
絵本を読むことは、言葉や想像力を育むだけではありません。
楽しく過ごしていた時間から眠りへと気持ちを切り替え、子どもが安心してお布団へ向かうための大切な時間でもあります🌿
本日は、園でのお昼寝前の様子とともに、子どもが同じ絵本を繰り返し読みたがる理由や、ご家庭での寝かしつけにも取り入れられる絵本時間の工夫をご紹介します◎

遊びから眠りへ、心をつなぐ絵本タイム

たくさん身体を動かして遊び、おいしい給食を食べた後は、お昼寝の時間です🌙

しかし、給食が終わってすぐに、
「さあ、寝るよ!」
「早くお布団に入ろうね」
と声をかけても、子どもの気持ちはすぐには眠りへ向かってはくれません。
大人にも、忙しい一日の後に少し気持ちを落ち着ける時間が必要なように、子どもにも遊びから休息へと心を切り替える時間が必要です!

そこで南堀江園では、お昼寝の前にゆったりと絵本を楽しみます📖
保育士の声を聞きながら絵を眺め、お話の世界に少しずつ入り込んでいく子どもたち。
にぎやかだったお部屋の空気も、絵本が始まると少しずつ穏やかなものへと変わっていきます👏
毎日同じような流れを繰り返すことで、子どもたちは自然に、「絵本の後は、お昼寝の時間なんだな」と見通しを持てるようになります◎
絵本は、楽しい遊びの時間と安心して眠る時間を、やさしく繋いでくれる存在なのです🕊️

読み聞かせの後に始まる、もうひとつの絵本時間

保育士による読み聞かせが終わると、子どもたちの「もうひとつの絵本タイム」が始まります♪
今度は、自分で好きな絵本を選ぶ時間です📖✨
小さな手で一生懸命ページをめくる子。
お気に入りの動物や乗り物を探す子。
保育士が読んでいた言葉を思い出しながら、まるで自分が先生になったようにお話しする子。
まだ言葉を十分に話せない子も、お目当てのページを見つけると、うれしそうに指を差しながら、
「あった!」
「ここ!」
と、一生懸命に伝えてくれます👏
時には、子どもならではのかわいらしい言葉で、絵本の内容を説明してくれることもあります😊

絵本の楽しみ方は、一人ひとり違います。
最初から最後までじっくり見ることだけが、絵本の正しい楽しみ方ではありません。
同じページを何度も開いたり、好きな絵だけを眺めたり、覚えた言葉を声に出したりすることも、その子なりに絵本の世界を味わっている大切な姿です🌿
子どもたちが自分の「好き」を見つけ、誰かに伝えようとしている瞬間を、私たちはそっと見守っています◎

「また同じ絵本?」には、子どもなりの理由があります

ご家庭でも、
「昨日もこの絵本だったのに、今日も同じ絵本を持ってきた」
「何度読んでも、また読んでと言われる」
ということはありませんか?

大人は、さまざまな絵本に触れてほしいと思い、「今日は違うものにしようか」と提案したくなることもありますよね。
しかし、子どもにとって同じ絵本を繰り返し読むことには、大切な意味があります🫶

次に何が起こるのかを知っていること。
好きな場面が、いつも同じ場所にあること。
お気に入りの登場人物に、また会えること。
その「分かっている」という感覚が、子どもの安心につながります◎

何度も読むうちに、子どもはお話の流れや言葉を少しずつ覚えていきます
やがて保育士よりも先に言葉を口にしたり、次のページに登場するものを嬉しそうに教えてくれたりするようになります♪
同じ絵本を選ぶことは、決して成長が止まっているということではありません!
一見すると同じことを繰り返しているように見えても、子どもの中では毎回新しい発見があり、少しずつ理解や表現が深まっているのです🌱

子どもの「今」に合わせた、オーダーメイドの絵本選び

南堀江園では、保育士が地域の図書館へ足を運び、子どもたちの今の姿に合う絵本を定期的に選んでいます📖

絵本を選ぶときに大切にしているのは、単に年齢に合っているかどうかだけではありません。
・最近、どのようなものに興味を持っているのか
・どのような言葉が出始めているのか
・手や指をどのくらい使えるようになっているのか
・どのくらいの長さのお話を楽しめるのか
日々の遊びや会話の中で見られる一人ひとりの姿を振り返りながら、その時の子どもたちにぴったりの絵本を考えます☁

例えば、車や電車に夢中になっている子には、乗り物がたくさん登場する絵本を🚃
言葉をまねすることが楽しくなってきた子には、リズムのよい言葉や繰り返しの表現がある絵本を♬
指差しを楽しんでいる子には、身近な食べ物や動物を見つけられる絵本を🐥
少し長いお話を聞けるようになってきた子には、登場人物の気持ちを想像できる絵本を選びます🧜‍♀️

子どもの「好き」と「今の育ち」に合った絵本だからこそ、子どもたちは夢中になり、「もう一回!」と何度も持ってきてくれるのだと思います!
絵本選びも、PEEK A BOO保育園が大切にしているオーダーメイドの保育のひとつです✨

お気に入りの絵本を選ぶ南堀江園の園児たち
音が鳴る絵本で一緒に遊ぶ0歳児と1歳児

絵本が「眠る準備」の合図になります

毎日、眠る前に同じような流れをつくることは、子どもが安心して眠りにつくための助けになります。
南堀江園では、
給食を食べる

身の回りを整える

絵本を読む

お布団に入る
という穏やかな流れを大切にしています🌿

これを繰り返すことで、絵本の時間そのものが「もうすぐ眠る時間」という合図になっていきます🌙
大人に眠ることを急かされるのではなく、子ども自身が少しずつ心と身体を休息へ向けていくことができます。
絵本を片付け、お布団に入った子どもたちには、
「たくさん遊んで楽しかったね」
「ゆっくり休もうね」
「起きたら、また楽しいことをしようね」
と、保育士がそっと声をかけます。

安心できる声を聞きながら、子どもたちは少しずつまぶたを閉じ、心地よい眠りについていきます✨
眠った後にまた楽しい時間が待っていること、自分のそばに見守ってくれる大人がいること。
そんな安心感に包まれることも、子どもたちの健やかな眠りにつながっているのかもしれません🤝

ご家庭の寝かしつけにも取り入れられる絵本時間

寝かしつけの絵本は、特別な一冊でなければならないわけではありません。
お子さまが自分で選んだ絵本や、何度も読んでほしがるお気に入りの絵本で十分です◎
大切なのは、「眠らせるために読まなければ」と頑張りすぎず、親子で気持ちを落ち着ける時間として楽しむことです♪
寝る前の絵本時間には、次のような工夫もおすすめです✨

毎日、同じくらいのタイミングで読む

「歯磨きをしたら絵本」「絵本を一冊読んだらお布団」など、毎日の流れをある程度決めておくと、子どもが次の行動を予想しやすくなります☝️

子どもが選んだ絵本を尊重する

何日も同じ絵本が続いても大丈夫です。
子どもが繰り返し選ぶ一冊には、その子が安心できる言葉や絵、好きな場面が詰まっています◎

最後まで読めなくても気にしない

途中で別のページを開いたり、お話を聞かずに絵だけを眺めたりする日もあります。
きれいに読み聞かせることよりも、一緒に絵本を囲む時間を心地よく過ごすことを大切にしてみてください🌿

忙しい日は短い絵本でも十分

毎日たくさん読もうとすると、保護者の方の負担になってしまうこともあります。
短い絵本を一冊読むだけでも、子どもにとっては大好きな人の声をゆっくり聞ける、うれしい時間です✨
読む余裕がない日には、絵を一緒に眺めたり、「今日はここまでにしようね」と伝えたりしても大丈夫です。
毎日完璧に続けることよりも、無理のない形で親子の安心できる習慣にしていくことが大切です☘️

なかなか眠れない日があっても、大丈夫です

絵本を読んだからといって、毎日すぐに眠れるとは限りません。
たくさん遊んで気持ちが高ぶっている日。
いつもと違う出来事があった日。
もっと保護者の方と一緒にいたい日。
子どもにも、それぞれ眠れない理由があります◎

保護者の方が「早く寝かせなければ」と焦るほど、寝かしつけの時間がつらく感じられることもあるかもしれません。
そのような日は、眠ることだけを目標にせず、
「今日も一緒に絵本を見られたね」
「お布団でゆっくりできたね」
と、眠る前の時間を穏やかに過ごせたことに目を向けてみてください🌿

寝かしつけがうまくいかない日があるのは、決して保護者の方の関わり方が間違っているからではありません!
絵本を読む日も、読めない日もあります
すぐに眠れる日も、なかなか眠れない日もあります。
親子に合ったペースを少しずつ見つけていけば、それで十分です🌙

絵本とともに育つ、心がふかふかになる時間

絵本は、子どもたちに新しい言葉や世界との出会いを届けてくれます🕊️
また、眠る前に大好きな人の声で絵本を読んでもらう時間は、
「ここにいて大丈夫」
「安心して休んでいいんだよ」
という、言葉にはならない温かなメッセージにもなります☀

南堀江園でも、一人ひとりの興味や発達、心の動きに寄り添いながら、その子が心地よく過ごせる絵本との出会いを大切にしていきたいと思います。
「最近、同じ絵本ばかり読みたがるけれど大丈夫?」
「寝る前には、どのような絵本を選べばいい?」
「なかなか寝つけないときは、どうしたらいい?」
そんな小さな疑問やお悩みも、ぜひ保育士にお聞かせください♪

園見学では、子どもたちが普段過ごしているお部屋や絵本の環境、日々の保育の様子もご覧いただけます✨
絵本を囲みながら、一人ひとりが安心して過ごす子どもたちの姿を、そっとのぞきに来ていただけたらうれしいです😊!

◎園見学のお問い合わせはこちらから◎

この記事を書いた人

南堀江園

PEEK A BOO保育園 南堀江園の保育士チーフです😊
園では、子どもたちの毎日が安心で楽しいものになるように、クラスの保育はもちろん、先生たちの動きや連携のサポートもしています◎
2児の母でもあるので、いつも相談役としてスタッフだけでなく保護者様のお悩みにも寄り添うことをモットーに奮闘しています🤝!

南堀江園の「ふかふか通信」 は、
園での子どもたちの様子や、遊びの工夫、行事の裏側などに加えて…
南堀江ならではの 地域のイベント情報 や 親子で行ける遊び場・お出かけスポット など、地元情報も発信しています✍️

「今週末どこ行こう?」「雨の日どうしよう?」みたいな時に、ふと思い出してもらえる存在になれたら嬉しいです!
園のことも、地域のことも、読んだあとに気持ちがふわっと軽くなるように、そんな ふかふか通信 を目指しています☺️