【1歳児のお散歩】「ダメ!」の前に大切にしたい、子どもの好奇心と地域とのつながり

こんにちは!
PEEK A BOO保育園 南堀江園です。

まだ暑さの残る季節。
南堀江園では、その日の気温や子どもたちの体調を確認しながら、比較的涼しい時間帯を選んでお散歩へ出かけています🧑‍🤝‍🧑
大人にとっては、目的地へ向かう途中の何気ない道。
でも、歩き始めたばかりの子どもたちにとって、街の中には
「これ、なんだろう?」
「触ってみたい!」
「中はどうなっているの?」
そんな小さな「?」がいっぱいです✨

私たち大人が何気なく通り過ぎている場所も、子どもたちの目線まで下がってみると、まるで小さな冒険の世界。
本日は、1歳の男の子とのお散歩で出会った2つの出来事から、PEEK A BOO保育園が大切にしている「子どもの好奇心を止める前に、一緒に面白がること」、そして「地域の方とのつながり」についてお届けします🌿

いつものお散歩道が、子どもにとっては「大発見」の連続

まだ言葉ですべてを伝えることのできない1歳頃の子どもたち。

それでも、指をさしたり、立ち止まったり、じーっと見つめたり、「ん!ん!」と声を出したり。

全身を使って、「あれが気になる!」と教えてくれます◎
そんな子どもたちの小さなサインを見つけながら歩くのも、お散歩の大切な時間です😊

ビタミン乳業さんで見つけた「穴の向こう側」

南堀江園のお散歩コースの途中には、株式会社ビタミン乳業様があります。

いつも子どもたちがお店の前を通ると、
「いってらっしゃい!」
「かわいいね〜!」
と、社員の皆様が温かく声をかけてくださいます🌷

子どもたちにとっても、すっかりおなじみの場所です。

この日は、1歳2か月の男の子と一緒にお散歩していました。
いつもの場所まで来たのですが、この日は社員さんの姿が見当たりません。
すると男の子が、ピタッ。
その場で足を止めました。
辺りをキョロキョロ見渡し、小さな指を伸ばして、「ん!ん!」と何かを教えてくれます。

「今日は、いつものお兄さんたちいないね〜」
そう声をかけながら一緒に探していると、男の子の興味は別のものへ👀
そこに積まれていた、プラスチックのケースです。
ケースの側面には、小さな穴が開いていました。
男の子はその穴に顔をぐーっと近づけて、中をじーっ。
「何が見えるのかな?」
「何かいる?」

私も隣にしゃがんで、「お〜い!」と穴の向こうへ声をかけてみると……
男の子も嬉しそうに、何度も何度も穴を覗き込んでいました😊

「向こう側はどうなっているんだろう?
そんな探究心が、こちらまで伝わってくるような表情でした✨

南堀江付近をお散歩中に見つけたプラスチックケースを覗く園児

「触ったらダメ!」ではなく、地域の方も一緒に見守ってくれました

大人の感覚だけで考えると、
「会社の物だから触ったらダメだよ」
「勝手に覗いたら迷惑かな」
と、すぐに手を引いて離れたくなる場面かもしれません。

もちろん、他の方の物を大切に扱うことや、危険がないかを確認することは必要です。

でもこの時、奥から出てこられたビタミン乳業の社員さんは、男の子の姿を注意するのではなく、笑顔でそっと見守ってくださいました🥹
その温かい空気が、とても印象に残っています。

子どもが「なんだろう?」と感じた瞬間を、大人たちがすぐに止めるのではなく、安全を見守りながら一緒に受け止める。
すると子どもは安心して、
見て、
触れて、
考えて、
自分なりに確かめることができます◎
ほんの数分の出来事ですが、子どもにとっては立派な「学びの時間」です🌱

マンションの管理人さんが見せてくれた「魔法のホース」

別の日のお散歩では、こんな出来事もありました。
マンションの前を通ると、管理人さんがホースで水を流しながら、お掃除をされていました🧽

「こんにちは!」
いつものように挨拶をすると……
男の子の目線は、管理人さんではなく、その手元へ。
ホースから勢いよく流れ出る水を、じーっと見つめています。
「気になるね」
「これは “ ホース ” っていうんだよ」
そう話していると、男の子の視線に気付いた管理人さんが、ホースをそっとこちらへ向けてくださいました✨

水の勢いを弱めて、「どうぞ😊」と見せてくださったのです!

恐る恐る、小さな手を伸ばす男の子。
そして、指先に水が触れた瞬間……
びっくりしたような、嬉しいような表情👏

冷たい水。手のひらに伝わる水圧。流れていく水。
見るだけでは分からなかったことを、身体全部で確かめています🌱

消火栓に興味津々の1歳児

水たまりを見つけたら……もちろん、入りたくなります

そして当然、その水が流れていった先には小さな水たまりができました💧
男の子は水たまりを発見すると、そのまま……
バチャッ!バチャバチャ!
足を踏み鳴らすたびに水滴が飛び散ります💦

楽しそうです。とっても楽しそうです(笑)

こんな時、大人の頭には瞬時に、
「靴が濡れちゃう!」
「服も汚れちゃう!」
「この後どうしよう……」
なんてことが浮かびますよね😂
もちろん私たちも同じです。
でも、それと同時に、
「冷たい!」
「水が飛んだ!」
「踏んだら音がした!」
と、今この瞬間にしかできない発見をしている子どもの姿もあります🌱

だからこそ、安全面を確認できる状況であれば、少しだけ大人の都合を横に置いて、
「冷たいね!」
「バシャバシャしたね!」
「お水、飛んだね!」
と、一緒に楽しんでみる。
PEEK A BOO保育園では、そんな時間も大切にしています◎

「ダメ!」と言う前に、一度だけ子どもの目線へ

子育てをしていると、
「危ないからダメ!」
「汚れるからダメ!」
「触ったらダメ!」
「そっち行ったらダメ!」
ついつい「ダメ🙅‍♀️」が増えてしまうことがあります。
もちろん、本当に危険なことや、誰かを傷つけてしまうことは、大人がしっかり止めなければなりません。
それは子どもたちの命や安全を守るために、とても大切なことです◎

でも一方で、大人にとっての
「汚れるから」
「時間がないから」
「片付けが大変だから」
という理由まで、すべて「ダメ」にしてしまったらどうでしょう。

子どもがせっかく見つけた、「なんだろう?」「やってみたい!」という好奇心まで、一緒に小さくなってしまうかもしれません。

だから私たちは、すぐに「ダメ!」と言う前に一度だけ、
「本当に危ないかな?」
「少しなら見守れるかな?」
と考えるようにしています🤝

滑り台で遊ぶ1歳児
南堀江の公園でハトを追いかける園児

子どもの「なんだろう?」に、大人が付き合ってみる

子どもの好奇心を育てるために、特別な教材や特別な場所が必ず必要なわけではありません。
道端の箱。流れる水。水たまり。鳥。葉っぱ。石ころ。働いている地域の人。
子どもたちにとっては、そのすべてが教材になります📖✨

「何があるんだろうね?」
「触ったらどんな感じかな?」
「冷たいね!」
大人が答えを先に教えるのではなく、一緒に驚いたり、一緒に考えたりすること。
そうした何気ない関わりの積み重ねが、
「もっと知りたい」
「やってみたい」
という子どもの気持ちを育てていくのだと思います🌿

お散歩で育つのは、好奇心だけではありません

そして、今回のお散歩で改めて感じたのは、子どもたちが出会っているのは「物」だけではないということ👏
「いってらっしゃい」と声をかけてくれる人。
興味を持っていることに気付き、そっと見せてくれる人。
子どもの遊びを、笑顔で見守ってくれる人。
そんな地域の大人との関わりも、子どもたちにとって大切な経験です🌱

まだ「地域」や「社会」という言葉を知らない小さな子どもたちも、
「自分に優しくしてくれる人がいる」
「ここは安心できる場所なんだ」
ということを、毎日の体験の中から少しずつ感じ取っていきます◎
それはやがて、人を信頼する気持ちや、自分自身が受け入れられているという安心感にもつながっていくのではないでしょうか✨

保育園の外にも、子どもたちの居場所を増やしていきたい

今回ご紹介したビタミン乳業の皆様やマンションの管理人様のように、地域の方が子どもたちを温かく見守ってくださること。
私たちは、それを決して当たり前のことだとは思っていません。
だからこそ保育士自身も、普段のお散歩から地域の皆様へきちんと挨拶をしたり、お話ししたりすることを大切にしています🕊️

保育園の建物の中だけで子どもを育てるのではなく、お散歩で出会う人も、いつものお店も、近所の公園も、街の景色も。
少しずつ子どもたちの「安心できる場所」になっていく。
そんなふうに、地域全体で子どもたちの成長を見守れる関係をつくっていきたいと考えています◎

大人の「こうするべき」より、子どもの「やってみたい」を大切に

子どもの安全を守ること。
そして、子どもの好奇心を守ること。
どちらか一方ではなく、その両方を考えることが、私たち保育士の大切な役割です🤝

大人が決めた枠の中だけで過ごすのではなく、
「見たい」
「触りたい」
「やってみたい」
そんな子どものキラキラした眼差しに、どこまで寄り添えるだろう。
と、日々子どもたちと過ごしながら、私たち自身も何度も考えさせられています。

これからもPEEK A BOO保育園では、正しい安全管理を大切にしながら、子どもたちの小さな「なんだろう?」を見逃さず、一緒に立ち止まれる保育を続けていきたいと思います😊
そして、園の中だけではなく地域の皆様との温かなつながりの中で、
「世界って、なんだか面白い。」
「人って、あったかい。」
そんな感覚をたくさん経験してほしいと思っています。
ビタミン乳業の皆様、マンションの管理人様、いつも子どもたちを温かく見守ってくださり、本当にありがとうございます🌿

明日のお散歩では、どんな「ふかふか」に出会えるかな。
子どもたちと一緒に、私たちも楽しみにしています☺️✨

PEEK A BOO保育園の保育を、実際に見てみませんか?

ホームページや写真だけでは、保育園の雰囲気はなかなか伝わらないかと思います。
PEEK A BOO保育園では、子どもたちが何に興味を持っているのか、一人ひとりの「やってみたい」に保育士がどのように関わっているのかも大切にしています。
「どんな先生がいるのかな?」
「小さな子どもたちは普段どんなふうに過ごしているの?」
「子どもの個性をどのくらい大切にしてもらえる?」
そんなことが気になっている方は、ぜひ一度園見学へお越しください◎

実際の子どもたちの表情や、保育士との関わり、園の空気感を見ていただくことで、「ここなら安心できそう」と感じていただけることもあると思います👏
お気軽にお問い合わせください♪

◎園見学やお問合せはこちらから◎

この記事を書いた人

南堀江園

PEEK A BOO保育園 南堀江園の保育士チーフです😊
園では、子どもたちの毎日が安心で楽しいものになるように、クラスの保育はもちろん、先生たちの動きや連携のサポートもしています◎
2児の母でもあるので、いつも相談役としてスタッフだけでなく保護者様のお悩みにも寄り添うことをモットーに奮闘しています🤝!

南堀江園の「ふかふか通信」 は、
園での子どもたちの様子や、遊びの工夫、行事の裏側などに加えて…
南堀江ならではの 地域のイベント情報 や 親子で行ける遊び場・お出かけスポット など、地元情報も発信しています✍️

「今週末どこ行こう?」「雨の日どうしよう?」みたいな時に、ふと思い出してもらえる存在になれたら嬉しいです!
園のことも、地域のことも、読んだあとに気持ちがふわっと軽くなるように、そんな ふかふか通信 を目指しています☺️