こんにちは!
PEEK A BOO保育園 南堀江園です。
本日は、初めての滑り台を前に立ち止まっていた0歳児の男の子が、大好きな1歳児のお兄ちゃんの姿に背中を押され、自分から一歩を踏み出した成長の瞬間をご紹介します✨
子どもの「やってみたい」という気持ちは、大人の励ましだけでなく、身近なお友達への憧れから生まれることもあります。異年齢で過ごす保育園だからこそ見られた、子ども同士の育ち合いのお話です♪
初めての公園で出会った、大きな滑り台
まぶしい太陽の光を浴びながら、子どもたちは毎日元気いっぱいにお散歩へ出かけています☀
ある日、0歳児クラスの子どもたちは、いつもとは違う公園へ遊びに行きました!
初めて見る遊具や景色に、子どもたちは興味津々。
その中でも目を引いたのが、広場にある大きな滑り台でした。
歩くことが大好きな男の子も、「これは何だろう?」と滑り台の近くへ向かいます✨
ところが、いざ階段の前まで来ると、ぴたり。
滑り台をじっと見つめたまま、足が止まってしまいました。
楽しそうな気持ちと同時に、
「ちょっと高いな」
「怖いかもしれないな」
そんな慎重な気持ちも芽生えたようです🌱
「今は見ていたい」という気持ちも、大切な成長の途中
保育士が、
「一緒に滑ってみる?」
「先生のお膝に座ってみようか」
と、やさしく声をかけました。
お膝に座って一緒に滑ってみたり、下から身体をしっかり支えたりしながら、安心して挑戦できるように関わります。
それでも男の子のお顔は、「今日は、見ているだけにしておく」と伝えているようでした🥹
その後も同じ公園へ行くたびに、「やってみる?」と誘ってみましたが、男の子は首を横に振ります。
大人から見ると、つい、
「一度やってみたら楽しいのに」
「きっとできるよ」
と言いたくなることもありますよね。
しかし、子どもには一人ひとり、自分の心を整えるための時間があります🌿
すぐに挑戦する子もいれば、何度も見て、考えて、安心できてから動き始める子もいます。
私たちは、男の子の「今はまだ見ていたい」という気持ちも大切にしながら、無理に誘うことはせず、その時が来るのをゆっくりと見守っていました✨
保育士メモ|「やらない」も立派な意思表示です
子どもが新しいことを前に立ち止まると、「怖がりなのかな」「挑戦させたほうがいいのかな」と心配になることがあるかもしれません。
でも、「今はやらない」と自分で決めることも、大切な育ちのひとつです☝️
安心できる場所からじっくり見て、心の中で準備をしている時間が、やがて自分から動き出す力につながることがあります。
大人の言葉より心に届いた、大好きなお兄ちゃんの姿
そんなある日、0歳児クラスと1歳児クラスが一緒に、その公園へ出かける機会がありました♪
そこで男の子の目に飛び込んできたのは、大好きな1歳児のお兄ちゃんの姿です。
お兄ちゃんは、滑り台の階段をどんどん上り、風を感じながらシューッ!
滑り終わると、満面の笑顔を見せながら、もう一度階段へ向かっていきます。
その様子を、男の子はじーっと見つめていました。
「あのお兄ちゃん、すごく楽しそう」
「僕も、あんなふうに滑ってみたい」
言葉にはならなくても、男の子の目がキラリと輝いた瞬間を、そばにいた保育士は見逃しませんでした👀✨
「僕もやってみたい!」自分から踏み出した一歩
これまで、大人がどれだけ「大丈夫だよ」「楽しいよ」と声をかけても、自分から階段へ向かうことはなかった男の子。
しかし、その日は違いました!
大好きなお兄ちゃんが滑る姿を見たあと、男の子は自分から滑り台の階段へ向かい、一段目に足をかけたのです。
一歩、また一歩。
お兄ちゃんの動きを思い出すように、慎重に階段を上っていきます。
保育士はすぐそばで見守りながら、必要な時に支えられるよう手を添えます。
そして、いよいよ滑り台の上へ。
シューッ!
滑り終えて地面に着いた瞬間、男の子のお顔には驚きと喜びが入り交じった、まぶしい笑顔が広がりました。
「できた!」
「楽しかった!」
そんな声が聞こえてきそうな、誇らしげな表情でした👏

一度の「できた!」が、次の挑戦へつながっていく
一度滑り台の楽しさを知ると、男の子はもう止まりません◎
滑り終わると、すぐにまた階段のほうへ。
「もう一回!」と言わんばかりに、何度も何度も繰り返し滑ります。
あれほど慎重に滑り台を見つめていた姿が、うそのよう。
その表情は自信に満ち、身体全体から「楽しい!」という気持ちがあふれていました✨
大人に促されて挑戦したのではなく、自分の心が動き、自分の足で階段へ向かったからこそ、男の子にとって大きな自信になったのだと思います🌱

子どもの心を動かす「憧れのエネルギー」
大人がどれだけ安全であることを伝えても、楽しいことを説明しても、越えられなかった男の子の心の壁。
その壁を軽やかに越えるきっかけになったのは、大好きなお兄ちゃんの姿でした♪
「あんなふうになりたい」
「お兄ちゃんができるなら、僕もできるかもしれない」
子どもにとって、少し年上のお友達は、とても身近な憧れの存在です✨
自分より少し先を歩くお兄ちゃんやお姉ちゃんの姿は、言葉で教えられる以上に分かりやすく、「やってみたい」という気持ちを自然に引き出してくれます◎
そして年上の子どもたちも、小さなお友達から見つめられたり、真似をされたりする中で、少しずつ自信や思いやりを育んでいきます🌱
教える人と教えられる人が決まっているのではなく、お互いの姿を見ながら一緒に育っていく。
そこには、異年齢の子どもたちが同じ場所で過ごすからこそ生まれる、あたたかな育ち合いがあります🤝
保育士メモ|ご家庭で挑戦をためらっている時は
お子様が新しい遊びや動きを怖がっている時、無理に挑戦させなくても大丈夫です。
まずは一緒に見てみる。
楽しんでいる人の姿を見せてみる。
お子様が少し近づいた時に「気になったんだね」と受け止める。
それだけでも、心の中では少しずつ準備が進んでいることがあります。
そして、自分から動き出した時には、結果だけでなく、
「自分でやってみようと思ったんだね」
「一歩進めたね」
と、その気持ちや過程を一緒に喜んであげてください。
すぐにできることだけが成長ではありません。
見ている時間も、迷っている時間も、その子らしい一歩につながる大切な時間です。
「怖い」が「楽しい」に変わった日
大好きなお兄ちゃんの背中を追いかけ、自分の力で「怖い」を「楽しい!」に変えた男の子👏
何度も滑り台を楽しむ誇らしげな横顔を見ながら、私たち保育士も胸がいっぱいになりました。
子どもの成長は、昨日までできなかったことが、ある日突然できるようになる瞬間だけではありません。
じっと見つめていた時間。
心の中で迷っていた時間。
誰かの姿に憧れた気持ち。
そのすべてがつながり、一歩を踏み出す力になっています🌱
今日も素敵な成長の瞬間を見せてくれて、ありがとう✨
PEEK A BOO保育園では、子どもたち一人ひとりのペースを大切にしながら、「やってみたい」という小さな芽が自然に育つ環境づくりを大切にしています。
これからも、年齢の違う子どもたちが出会い、真似をし、憧れ、時には助け合いながら育っていく姿を、あたたかく見守っていきたいと思います♪
子どもたちが育ち合う、南堀江園の日常
園見学では、設備や保育室だけでなく、子どもたちがどのような表情で過ごしているか、保育士がどのような距離で見守っているかも、ぜひご覧いただきたいと思っています◎
「うちの子は慎重なタイプだけれど大丈夫かな」
「まだ小さい子同士で、どのように関わっているのかな」
そんな疑問や心配も、どうぞ気軽にお聞かせください!
お子様が自分らしいペースで一歩を踏み出していく、PEEK A BOO保育園 南堀江園の日常を、少しのぞきに来ていただけたら嬉しいです♪
